ニュース速報

ビジネス

日経平均は2万3000円回復、グロース株先導で日経500は年初来高値

2020年08月13日(木)12時07分

 8月13日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比428円38銭高の2万3272円34銭となり、6月10日以来の2万3000円台を回復した。写真は2018年10月、東京株式市場で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 13日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比428円38銭高の2万3272円34銭となり、6月10日以来の2万3000円台を回復した。同8日の戻り高値2万3178円10銭を更新した。米国株式市場の上昇を受け、グロース株が上昇相場を先導。これらの寄与度が大きい日経500は1月14日に付けた年初来高値2303.08を更新した。

12日の米国株式市場は、ハイテク株に主導され幅広い銘柄に買いが入り、主要3指数がそろって上昇した。S&P総合500種<.SPX>は取引時間中に2月に付けた終値としての過去最高値を超えたものの、この日の取引では終値ベースでの過去最高値は更新できなかった。

S&P総合500種は新型コロナウイルス感染拡大前の2月19日に3386.15で終了し、終値ベースの過去最高値を更新。この日は取引時間中に3387.89まで上昇し、この水準を超えたものの、終値は2月の高値に届かなかった。

これを受けて、日本株は半導体関連をはじめグロース株を中心に幅広く物色され、日経平均はコロナショック直前の2月21日の終値2万3386円74銭に接近してきた。外為市場でドル/円が106円台後半で落ち着いて推移していることも好感されている。

市場では上値を追う背景として「各国政府がワクチンの取得を急いだことで、将来的なコロナ克服への期待が高まった。ワクチンに対する期待が次のステップに進んだことに加え、回復が顕著な経済指標も株価を押し上げる要因となっている」(三菱UFJモルガンスタンレー証券・チーフ投資ストラテジストの藤戸則弘氏)との声が聞かれた。

TOPIXは1.10%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2313億6100万円と商いは膨らんでいる。東証33業種では、精密機器、ガラス・土石製品、電気機器などの上昇が目立ち、値下がりは鉄鋼、空運業など6業種にとどまった。

個別では、東京エレクトロン<8035.T>など半導体関連株が上昇したほか、トヨタ自動車<7203.T>など輸出関連株が総じてしっかり。ソフトバンクグループ<9984.T>が7日ぶりに反発、指数寄与度が大きいファーストリテイリング<9983.T>も堅調。半面、JFEホールディングス<5411.T>がさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが1280銘柄、値下がりが788銘柄、変わらずが105銘柄だった。

日経平均はしっかり。6月8日の戻り高値2万3178円10銭を上回り、現在前営業日比350円ほど高い2万3200円近辺での推移となっている。一時445円81銭高の2万3289円77銭で高値を付けた。12日の米国株式市場の流れを引き継ぎ、ハイテク株を中心に幅広い銘柄に買いが入っている。特に半導体関連が堅調で、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>は4%超、SUMCO<3436.T>は2%超の上昇となっている。

市場では「ハイテク株はこのところ軟調となっていたが、前日の米国株式市場での堅調な流れを引き継ぎ、指数を押し上げている。日経平均も2万3000円台を回復したところで、上昇基調再開となるかが注目されている」(国内証券)との声が出ていた。

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比279円40銭高の2万3123円36銭となり、続伸スタートとなった。2万3000円台を回復するのは6月10日以来。その後も上げ幅を拡大し、現在前営業日比350円ほど高い2万3200円近辺での推移となっている。オーバーナイトの米国株式市場でハイテク株に主導され幅広い銘柄に買いが入り、主要3指数がそろって上昇したことが好感された。

市場関係者によると、寄り前の板状況は、ソニー<6758.T>、ホンダ<7267.T>、キヤノン<7751.T>、パナソニック<6752.T>は買い優勢、トヨタ自動車<7203.T>は売り買い拮抗。

指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>、ファナック<6954.T>は買い優勢。

メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が買い優勢となっている。

*内容を追加します

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ワールド

原油先物は上昇、米経済対策への期待で

ワールド

豪、製造業6分野向け支援に今後10年で10億ドルを

ワールド

ドイツ、全世界への一律の渡航警告を解除

ビジネス

東証、全銘柄の取引を終日停止 1995年5月以降で

MAGAZINE

特集:感染症 vs 国家

2020-10・ 6号(9/29発売)

新型コロナウイルスに最も正しく対応した国は? 各国の感染拡大防止策を徹底査定する

人気ランキング

  • 1

    新型コロナは「中国病」どころかアメリカ病だ

  • 2

    韓国ネット民、旭日旗めぐりなぜかフィリピンと対立し大炎上に

  • 3

    「お疲れさまでした」1人の中国人から、安倍前首相へ

  • 4

    韓国ネットに新たな闇 犯罪者を晒す「デジタル刑務所…

  • 5

    北朝鮮の韓国乗組員射殺で「終戦宣言を」の文在寅に…

  • 6

    感染者数・死者数を抑えた国、失敗した国 14カ国の…

  • 7

    日本がついに動く実物大のガンダムを建造、ファンに…

  • 8

    異常気象がスペイン風邪の世界的流行の誘因だった?…

  • 9

    人口減少の時代に増え続ける新築物件 全国378万の空…

  • 10

    ニューヨークでコロナ陽性率再上昇――この街はもう、…

  • 1

    韓国ネット民、旭日旗めぐりなぜかフィリピンと対立し大炎上に

  • 2

    中国軍の侵攻で台湾軍は崩壊する──見せ掛けの強硬姿勢と内部腐敗の実態

  • 3

    日本がついに動く実物大のガンダムを建造、ファンに動画が拡散

  • 4

    尖閣問題への米軍介入で中国軍との戦闘は不可避──仮…

  • 5

    中国の台湾侵攻に備える米軍の「台湾駐屯」は賢明か 

  • 6

    北朝鮮の韓国乗組員射殺で「終戦宣言を」の文在寅に…

  • 7

    核武装しても不安......金正恩が日本の「敵基地攻撃…

  • 8

    新型コロナは「中国病」どころかアメリカ病だ

  • 9

    美貌の女性解説員を破滅させた、金正恩「拷問部隊」…

  • 10

    トランプはなぜ懲りずに兵士の侮辱を繰り返すのか(…

  • 1

    安倍首相の辞任で分かった、人間に優しくない国ニッポン

  • 2

    中国人民解放軍、グアムの米空軍基地標的とみられる模擬攻撃の動画公開

  • 3

    【動画】タランチュラが鳥を頭から食べる衝撃映像とメカニズム

  • 4

    反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船…

  • 5

    韓国ネット民、旭日旗めぐりなぜかフィリピンと対立…

  • 6

    日本がついに動く実物大のガンダムを建造、ファンに…

  • 7

    中国軍の侵攻で台湾軍は崩壊する──見せ掛けの強硬姿…

  • 8

    米中新冷戦でアメリカに勝ち目はない

  • 9

    尖閣問題への米軍介入で中国軍との戦闘は不可避──仮…

  • 10

    アラスカ漁船がロシア艦隊と鉢合わせ、米軍機がロシ…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!