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中国第一汽車の「紅旗」、今後数年の販売目標引き上げ検討=会長
8月12日、中国自動車メーカーである第一汽車集団(FAW)の徐留平会長は12日、同社は主力高級車ブランド「紅旗」について、今後数年の年間販売台数目標引き上げを検討していると明らかにした。写真は北京で2016年4月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[北京/上海 12日 ロイター] - 中国自動車メーカーである第一汽車集団(FAW)[SASACJ.UL]の徐留平会長は12日、同社は主力高級車ブランド「紅旗」について、今後数年の年間販売台数目標引き上げを検討していると明らかにした。
会長は武漢で行われた業界の会合で、新モデル効果により今年上半期の紅旗の販売台数が7万台となり、前年同期比111%増だったと説明。今年の販売目標は変更しないが、今後数年についてはより積極的な目標を設定することを検討していると述べた。
1月に会長は、今年の販売目標が20万台、2022年が40万台、25年が60万台とし、今後10年に年間100万台を目指すと述べている。
今回発表されたスライドでは、22年の販売目標を50万─60万台に、25年は70万─80万台に引き上げることを検討していることが示されていた。
会長は「目標はまだ詰めておらず、現在も市場調査を行なっている」と付け加えた。
紅旗は1958年に国産自動車ブランドとして設立され、故毛沢東主席も愛用したことで知られている。