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ソフトバンクG、19年3月期に400億円の税務申告漏れ=関係筋
2020年08月04日(火)11時02分
[東京 4日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)<9984.T>が2019年3月期の税務申告で、約400億円の申告漏れがあったことを東京国税局から指摘されていたことが、事情に詳しい関係者の話で分かった。SBGは再度、申告書類を提出する。その年の損失と相殺され、追徴課税はなかった。
関係者によると、SBGは国税局から、外貨建て債務を換算する際に生じた為替差損に計算間違いがあり、費用も事実とは異なる期に計上したと指摘されたという。それ以上の詳細は明らかにしなかった。
また、通信子会社のソフトバンク<9434.T>の広報担当者によると、同社も約30億円の申告漏れが指摘されており、過少申告加算税を含めた追徴税額を十数億円、支払ったという。
日本経済新聞など複数の国内メディアによると、SBGが申告漏れを指摘された約400億円のうち、約170億円は為替差損を過大に計上していた。また、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)の運営を担う海外子会社への成功報酬についても、経費計上ができないとして約140億円の申告漏れを指摘されたという。
*内容とカテゴリーを追加しました。
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