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欧州のコロナ景気後退、想定より軽微の公算=ECB専務理事
2020年07月08日(水)01時43分
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は7日、新型コロナウイルス感染拡大に起因する景気後退は当初の予想ほど深刻化しない可能性があることが一部経済指標で示されていると述べた。フランクフルトで昨年11月撮影(2020年 ロイター/RALPH ORLOWSKI)
[フランクフルト 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は7日、新型コロナウイルス感染拡大に起因するリセッション(景気後退)は当初の予想ほど深刻化しない可能性があることが一部経済指標で示されていると述べた。
シュナーベル専務理事がオランダのNRCハンデルスブラット紙に対し「ここ数週間、信頼感を示す指標は上向いており、リセッションは当初のマイナス想定ほど深刻化しない可能性があることが示唆されている」と述べた。
ただ「全般的にはECBの基調シナリオの範囲内にある」との見方を示した。
ECB、および欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、ユーロ圏経済は今年は8.7%のマイナス成長に陥ると予想している。
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