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米アマゾン、自動運転ズークス買収で合意 10億ドル超か

2020年06月27日(土)01時31分

 6月26日、米アマゾン・ドット・コムは、自動運転技術を手掛けるスタートアップ企業ズークスを10億ドルを超える額で買収することに合意した。写真はアマゾンのロゴ、4月22日にフランスのロウィン=プランクの物流施設で撮影(2020年 ロイター/Pascal Rossignol)

[26日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムは、自動運転技術を手掛けるスタートアップ企業ズークス(Zoox)を10億ドルを超える額で買収することに合意した。自社の宅配サービスのほか、ライドサービス向けに展開する可能性がある。

アマゾンは自動車分野への投資を強化しており、昨年初めには自動運転車の新興企業オーロラ・イノベーションによる5億3000万ドルの資金調達に参加した。

アマゾンとズークスは合意条件について明らかにしなかったが、米ネットメディアのジ・インフォメーションは25日、関係筋の話として10億ドルを超えると伝えた。正確な買収額は報じていない。

報道によると、ズークスの出資者の過半数は投資分を回収できる見通しで、一部はプラスの投資収益を上げるという。

両社によると、ズークスのエバンス最高経営責任者(CEO)と共同創業者でもあるレビンソン最高技術責任者は引き続き同社を率いるという。

ズークスはロイターのコメントの求めに応じていなもい。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先月、アマゾンがズークスの買収に向け、詳細な協議を行っていると報じていた。

ロイター
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