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ドイツ経済諮問委、20年成長率予想をマイナス6─7%に引き下げ
2020年06月05日(金)10時26分
[ベルリン 5日 ロイター] - ドイツ政府の経済諮問委員会は、2020年の成長率について、新型コロナウイルス流行の影響でマイナス6─7%になる見込みとし、3月時点から見通しを引き下げた。同委員会のラルス・フェルト委員長が5日、独紙フンケに対し明らかにした。
同委員長は「ロックダウン(都市封鎖)の期間や国際貿易への影響の規模が予想を上回っている。われわれは特に米国に関して明らかに楽観的過ぎた」と指摘。
「今年は国内総生産(GDP)の減少を見込む必要があり、おそらく6─7%の減少になるだろう」と述べた。
同委員会は3月、3つのシナリオを想定し、最悪のシナリオで5.4%の減少を予想していた。
ドイツの連立与党は3日、新型コロナ感染拡大を受けた総額1300億ユーロ(1473億ドル)の経済対策第2弾について合意した。
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