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英製造業PMI改定値、5月は40.7に改善 50を大幅に下回る

2020年06月01日(月)18時38分

[ 1日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが発表した英国の5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は40.7と、好不況の分かれ目となる50を大幅に下回った。速報値の40.6から小幅に上方修正された。

統計開始以来最低となった4月の32.6からは改善した。4月は新型コロナウイルス流行に伴う外出制限で経済活動が停滞していた。

生産指数は35.0で、前月の16.3から上昇した。

IHSマークイットのディレクター、ロブ・ドブソン氏は、新しい働き方、制限措置の解除時期を巡る不透明感、需要低迷、英国の欧州連合(EU)離脱に対する懸念で、景気の回復が遅れると予想。

「多くの企業にとって、こうした新常態が最も厳しい回復環境の1つとなるだろう」と述べた。

雇用の縮小ペースは4月に次いで過去2番目の大きさとなった。

成長している産業はヘルスケアや個人向けの防護用品が中心だが、一部の企業は、顧客の業務再開や海外のロックダウン(都市封鎖)緩和に伴い、新規受注を予想している。

ロイター
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