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スイス中銀、コロナ禍で緩和的政策より重要に=総裁
2020年05月28日(木)00時41分
[チューリヒ 27日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は27日、緩和的な金融政策を維持する必要があり、現時点で為替市場への介入をより強力に行う用意があると述べた。
新型コロナウイルス禍で安全資産としてのスイスフラン需要は高く、マイナス金利と外貨買い入れの政策は特に重要だとし、「フランが過大評価されているという以外の兆候はない」と語った。
また、中銀のバランスシートをさらに拡大する可能性にも言及。世界最低水準にあるマイナス0.75%の金利をさらに引き下げる可能性もあるとした。
このほか、世界最高水準の1040トンに上る金準備高について満足しているとし、「売買する考えはないが、将来的に変わる可能性はある」と述べた。
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