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米雇用・生産は第2四半期に大幅悪化へ 下期に期待=シカゴ連銀総裁
2020年04月09日(木)01時39分
米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は8日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で雇用や生産が第2・四半期に大幅に落ち込む見通しとした。ワシントンのFRB本部で昨年3月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)
[サンフランシスコ 8日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は8日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で雇用や生産が第2・四半期に大幅に落ち込む見通しとしながらも、感染拡大防止に向けた措置が順守され、政府による家計や企業への支援策が奏功すれば、下期に景気回復が始まる可能性があるとの認識を示した。
エバンズ総裁は失業率が20%に上昇する恐れがあるとしつつも、下期には改善する可能性があると述べた。米国内総生産(GDP)は第1・四半期にマイナスに転じるもようで、第2・四半期には年率換算でマイナス15─40%となる可能性があると予想した。
総裁は「こうした状況が一時的であると期待したい」とした上で、ワクチンが開発され利用が可能となれば、持続的な景気回復は確実になると述べた。
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