ニュース速報
ビジネス
航空業界2500万人の雇用喪失も、渡航禁止などで=IATA
国際航空運送協会(IATA)は7日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界的に2500万人の雇用が喪失する恐れがあると警告した。ルイジアナ州ニューオーリンズで4日撮影(2019年 ロイター/Carlos Barria)
[ロンドン/パリ 7日 ロイター] - 国際航空運送協会(IATA)は7日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界的に2500万人の雇用が喪失する恐れがあると警告した。航空各社の財務状況は脆弱になっているため、顧客に対する航空券の払い戻しは不可能とした。
IATAは第2・四半期の初めの時点で航空旅客は70%減少したとし、3カ月間にわたる厳しい渡航制限などで2500万人の雇用がリスクにさらされているとした。
また、航空各社の手元流動性は少なくなっているため、キャンセル便の払い戻しを直ちに実施することは不可能と指摘。第2・四半期末までに約350億ドル相当の航空券の払い戻しが必要になるとみられているが、バウチャーの発行、もしくは後日の払い戻し以上のことはできないとした。
独航空大手ルフトハンザ
*内容を追加しました。