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米ボーイング、ワシントン州での生産停止を無期限延長

2020年04月06日(月)11時53分

 4月6日、米航空機大手ボーイングは5日、新型コロナウイルス感染拡大への対策として、ワシントン州にある工場の操業停止期間を別途通知するまで延長すると発表した。写真はワシントン州のエバレットで3月撮影(2020年 ロイター/ )

[5日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは5日、新型コロナウイルス感染拡大への対策として、ワシントン州にある工場の操業停止期間を別途通知するまで延長すると発表した。

同社は前月23日、同州で行っている双通路機の生産を一時的に停止すると発表、今週の早い段階で再開すると見込まれていた。

同社は再開時期のめどは示さず、「従業員の健康と安全を引き続き重視する同社の方針やワシントン州における新型コロナ感染の現状評価、サプライチェーン(供給網)の信頼性、保健当局の追加勧告を踏まえ」停止期間を延長したと説明した。

同社は、ワシントン州の約3万人の工場従業員への給与支払いを今週中に停止する方針も明らかにした。これまでに、新型コロナによる操業停止後に付与した有給休暇の期間を従来の2倍の10日間に増やしていた。

同社によると、世界の従業員16万人のうち、約135人が新型コロナ検査で陽性反応が出た。

ロイター
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