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情報BOX:トヨタの工場稼働状況、新型コロナで一時停止続出

2020年03月31日(火)14時47分

 3月31日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、世界各国がロックダウン(都市封鎖)などを実施しており、トヨタ自動車グループの世界生産が影響を受けている。写真はブラジルのサンパウロで2018年11月撮影(2020年 ロイター/Paulo Whitaker)

[東京 31日 ロイター] - 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、世界各国がロックダウン(都市封鎖)などを実施しており、トヨタ自動車<7203.T>グループの世界生産が影響を受けている。欧州や北米の全工場は一時停止に追い込まれた。一方、中国の工場は春節(旧正月)の大型連休以降もしばらく休止が続いていたが、3月30日までに順次、通常生産を再開している。

これまでの主な工場の稼働状況は以下の通り。

▼:工場停止

△:工場再開

▼4月7日

・タイ工場を17日まで停止。

▼4月3日

国内5工場7ラインで一時停止。

・高岡工場の第1ラインと堤工場の第1・第2ラインを4月7日まで3日間停止。

・田原工場の第1ラインで4月10日までの6日間、第3ラインで4月14日までの8日間停止。

・トヨタ自動車九州の第1ラインで15日までの9日間停止

・日野自動車<7205.T>羽村工場の第1ラインで6日まで2日間停止。

▼3月30日

・ロシア工場を4月3日まで停止。

・ベトナム工場を当面の間停止。

▼3月26日 

・南アフリカ工場を4月16日まで停止。

▼3月24日

・ブラジル工場を4月20日まで停止。

・パキスタン工場を当面の間停止。

▼3月23日

・マレーシア工場を当面の間停止。

・インド工場を当面の間停止。

・アメリカ、カナダ、メキシコの工場(北米工場)を4月17日まで停止。

・高岡工場の第1ラインを25日まで封鎖。従業員が新型コロナに感染したため。

▼3月21日

・トルコ工場を停止。再開は4月20日以降。

▼3月20日

・アルゼンチン工場を4月17日まで停止。

▼3月19日

・チェコ工場を停止。再開は4月20日以降。

▼3月18日

・英国、ポーランド工場を停止。再開は4月20日以降。

▼3月17日

・フランス工場を停止。再開は4月20日以降。

・フィリピン工場を4月半ばまで停止。

▼3月16日

・ポルトガル工場を停止。再開は4月20日以降。

▼1月29日─△3月30日

・中国工場を順次停止したが、3月30日までに順次、通常稼働を再開済み。  

(新田裕貴、白木真紀 編集:田中志保)

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