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財政規則の一時的凍結は支持せず=ドイツ与党幹部
2020年02月27日(木)18時17分
[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツ与党キリスト教民主同盟(CDU)の幹部は27日、債務上限を緩和し、地方の社会基盤(インフラ)整備に向けた支出拡大を促すショルツ財務相の提案を支持しない考えを示した。
CDU幹部で予算担当のエックハルト・レーベルク氏がラジオで語った。
同氏は、憲法で定められた債務ルールの変更には議会の3分の2の支持が必要になると指摘。同氏の議会会派は地方のインフラ整備のために債務上限を一時的に凍結するいかなる提案も阻止するとの認識を示した。
ドイツでは財政赤字が国内総生産(GDP)の0.35%に達すると原則としてさらなる政府借り入れを禁じることが法律で定められている。
ツァイト紙は26日、ショルツ財務相が道路や学校などインフラに対する資金手当の制限の一時的凍結を計画していると報じていた。
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