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中国自動車販売、上半期は10%超減少も 新型肺炎で打撃
2020年02月15日(土)02時16分
中国最大の自動車業界団体は、新型コロナウイルスの影響で上半期の国内自動車販売が10%以上減少すると予想した。写真は昨年10月、中国・江蘇省で撮影(2020年 ロイター/Stringer)
[上海 14日 ロイター] - 中国最大の自動車業界団体である中国汽車工業協会(CAAM)は14日、新型コロナウイルスの影響で上半期の国内自動車販売が10%以上減少する見通しを示した。
CAAMの付炳鋒・常務副会長は、「仮に新型ウイルスの流行が4月までに終息した場合、上半期の自動車販売は10%超、年間では5%前後減少すると予想している」とロイターに明かした。
CAAMは先月、今年の販売が2%減になるとの見通しを示していた。
中国は国内メーカーだけでなく、海外メーカーにとっても鍵となる重要市場だけに影響は大きい。
CAAMは中国政府に対し、自動車関連税の変更や金利優遇といった業界支援策の強化を要請しているほか、資金調達や融資枠の支援も求めている。
CAAMが13日発表した暫定データによると、新型ウイルスの影響で、1月の自動車販売は前年同月比18%減で、19カ月連続の減少となった。
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