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中国、投資促進で大規模インフラ事業に頼らず=発改委
2019年12月17日(火)15時38分
[北京 17日 ロイター] - 中国国家発展改革委員会(発改委)は17日、対象を絞った措置で投資を促進し、インフラ事業による大規模な刺激策には頼らない方針を示した。
発改委の報道官は定例会見で「われわれは刺激策の堰(せき)を切ることは断固せず、主要プロジェクトを科学的に推進していく」と述べた。
資源配分では市場が決定的な役割を果たすことになるとし、中西部のインフラ事業への政策支援が強化されるとの見通しを示した。
16日に発表された1─11月の固定資産投資は、1─10月と同じく数十年ぶりの低い伸びにとどまり、特にインフラ投資は伸びが減速した。
習近平指導部はより急激な景気減速の回避に向け、地方政府がインフラ事業目的に発行する特別債について、2020年の発行枠、1兆元(1420億7000万ドル)を今年に前倒しして利用することを認めた。
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