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ドイツ産業、見通し改善の兆し 「トンネルの先に光」=IFO
2019年12月13日(金)10時47分
12月12日、ドイツのIFO経済研究所は、国内産業は引き続きリセッションに直面しているものの、見通しに改善の兆しが見えつつあるとの見解を示した。写真はシュツットガルトの工場で2月撮影(2019年 ロイター/Ralph Orlowski)
[ベルリン 12日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所は12日、国内産業は引き続きリセッション(景気後退)に直面しているものの、フリーフォール(急降下)の状況から脱し、見通しに改善の兆しが見えつつあるとの見解を示した。
IFOは2020年のドイツ経済成長率見通しを1.1%に据え置いた。21年の見通しは従来予想の1.4%から1.5%に引き上げた。
IFOの当局者は声明で「国内事業が中心のサービス業者や建設会社のパフォーマンス改善が続く一方、ドイツ産業は依然としてリセッションに陥っている」と指摘。
その上で「直近の受注レベルや製造業セクターの期待感、10月に物の輸出が一段と増加したことからはフリーフォールが止まり、徐々にトンネルの先に光が見えつつあることが示されている」と語った。
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