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数年以内のマイナス金利脱却を望む─ECB理事会メンバー=新聞
2019年12月09日(月)08時59分
[チューリヒ 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるホルツマン・オーストリア中銀総裁は、オーストリアのクローネ紙とのインタビューで、自身の任期が切れる6年後までにECBがマイナス金利から脱却できることを望んでいると述べた。
ホルツマン氏は、預金者が利息を得られるようになることを目指していると説明し、「あすやあさってに実現できることではないが、私の任期中に実現することを願っている」と述べた。
ホルツマン氏は9月にECB理事会メンバーとなった。また、10月には、国際通貨基金(IMF)の専務理事だったラガルド氏がドラギ氏の後任として総裁に就任した。
ラガルド氏は先月、理事会メンバーをECBの外での私的な会合に招き、政策決定を担う理事会の今後について率直な意見交換を行った。
ホルツマン氏は、この会合を振り返り、理事会内でメンバーが平等に権限を持つことをラガルド氏は重要視しているとし、こうした会合でプライベートなことも若干話す機会があったと評価した。
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