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南ア、第3四半期の経常赤字GDP比は3.7%に縮小 貿易収支は黒字に
2019年12月06日(金)10時18分
[プレトリア 5日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(中央銀行)が発表した第3・四半期の経常赤字は、国内総生産(GDP)比3.7%となり、第2・四半期の同4.1%から縮小した。ロイターがまとめた市場予想は3.1%だった。
ただ、経済成長が弱い見通しであり、米中貿易摩擦の影響で輸出市場の環境がより厳しくなっていることから、経常赤字がより小幅にある現在の状況が続く公算は小さいとみられている。
第3・四半期の貿易収支は411億ランド(28億ドル)の黒字。第2・四半期は318億ランドの赤字だった。
今年は、GDPの約4分の1と輸出の大半を占める鉱山、製造業、農業部門が、国営電力会社エスコムによる計画停電や深刻な干ばつの再来で不振に陥っている。
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