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独VW、反競争的行為巡る訴訟で部品メーカーの訴え退ける
ドイツ自動車部品大手プリベント・グループが同国自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による競争妨害を挙げて、米デトロイト連邦地方裁判所に提訴した問題で、VWは19日この主張を退けた。写真はVWのロゴ。9月撮影(2019年 ロイター/Michele Tantussi)
[18日 ロイター] - ドイツ自動車部品大手プリベント・グループが同国自動車大手フォルクスワーゲン(VW)
プリベントの訴えによると、VWは複数のサプライヤーからプリベントに販売しないとの書面合意を取り付けたとし、これが反競争的行為に当たるとしている。
VWは声明で「この訴訟には全く根拠がない。わが社はあらゆる法的手段を行使して徹底的に抗弁する」と反論。プリベントは2016年と18年、国内での部品供給を停止することで生産を混乱させたと付け加えた。
プリベントは声明でVWに7億5000万ドル強の損害賠償を求めた。VWは市場での力を利用してサプライヤーに圧力をかけ、「不当な条件や価格」に従わせたと主張している。
2016年、VWとサプライヤー2社はVWの国内工場の半分以上で生産停止に追い込まれた契約上の紛争を解決した経緯がある。2社のうち1社はプリベント傘下だった。