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スイス中銀総裁、マイナス金利政策や介入を重視=政府
2019年11月14日(木)02時16分
[チューリッヒ 13日 ロイター] - スイス政府は13日、スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁がマイナス金利政策とスイスフラン抑制に向けた外為市場への介入を重視していると述べた。
閣僚7人で構成される連邦評議会がジョルダン総裁との年次会合を開催し、金融政策や経済について協議した。
連邦評議会は、国際情勢が悪化するリスクが依然として高いとジョルダン総裁が改めて強調したと指摘。「インフレ率が低下し、世界の低金利環境が一段と定着しており、外為市場の状況は引き続き脆弱だ。このような環境の中で、ジョルダン総裁はマイナス金利を伴う金融政策と介入に向けた準備が以前と同様に必要であることを強調した」と述べた。
ジョルダン総裁はまた、中銀はスイスの不動産市場と住宅ローン市場の不均衡が持続していることを懸念していると改めて指摘した。
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