ニュース速報
ビジネス
米国債の逆イールド解消に安心感=ミネアポリス連銀総裁
2019年11月13日(水)09時09分
11月12日、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁(写真)は、リセッション(景気後退)の前兆とされる米国債利回りの逆転(逆イールド)が解消されたことに安心感を示した。ニューヨークで3月撮影(2019年 ロイター/Shannon Stapleton)
[12日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は12日、リセッション(景気後退)の前兆とされる米国債利回りの逆転(逆イールド)が解消されたことに安心感を示した。
総裁はまた、設備投資が弱い一方で、消費支出や雇用市場は力強く、米経済見通しは「若干まだら模様だが、おそらく数カ月前と比べるとやや楽観度が増している」と語った。
連邦準備理事会(FRB)は先月末、今年3回目の利下げを実施し、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は1.50─1.75%となった。[nL3N27F4UG]
総裁はこの水準について、大方のFRB当局者が「やや緩和的」と認識していると述べた。
「イールドカーブの逆転が解消されており、われわれが経済にかかるブレーキを取り除いたことが示唆されている」と語った。
今、あなたにオススメ
新着