ニュース速報

ビジネス

米NHTSA、新車安全性能評価プログラムの見直し再開へ

2019年10月17日(木)10時26分

 10月16日、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は16日、長らく中断していた新車を対象とする衝突安全性能評価プログラムの見直し作業を再開すると発表した。写真はロサンゼルスのハイウェーの渋滞。11日撮影(2019年 ロイター/Mike Blake)

[16日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は16日、長らく中断していた新車を対象とする衝突安全性能評価プログラムの見直し作業を再開すると発表した。

NHTSAは2015年、当時のオバマ政権の下、自動車メーカーに対し、新車評価プログラム(NCAP)の一環として最高位の5つ星評価の獲得に必要な衝突回避技術の搭載を義務付けるよう提案した。こうした変更は19年型車から導入される予定だったが、NHTSAが追加の公聴会を開いたため延期されていた。

NHTSAのオーウェンズ局長代行は声明で「NHTSAは2020年、自動車メーカーに人命を救い、負傷を予防する革新的な安全技術への投資を継続させる市場原理に基づくインセンティブを創設することにより、大幅な更新と改良を提案する」との方針を表明した。

NHTSAによると、今回の変更には「新たな試験手順、車両のラべリングの更新、衝突試験用ダミーの改良、歩行者や自転車の安全性に関連する新技術」などが含まれる可能性がある。

15年の提案では、自動車メーカーに前方衝突警告、車線逸脱警告、盲点検出、後方自動ブレーキ、歩行者自動緊急ブレーキなどの先進技術の追加搭載を求め、これらを5つ星評価に組み込むとしていた。

米ゼネラル・モーターズ、独フォルクスワーゲン、トヨタ自動車<7203.T>などが加盟する業界団体、米自動車製造者連盟は昨年、「NCAPに新たに追加される項目によって、現実世界で安全性が著しく向上することが重要だ」とした上で「さもなければ、車両コストを引き上げるだけだ」と指摘していた。

実際、新車の大半は4つ星ないし5つ星を達成しており、消費者が区別しにくくなっているとの批判もある。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ワールド

WHO、抗マラリア薬のコロナ治験再開へ アビガン後

ワールド

米政府、コロナワクチン製造で有望な5社選定=報道

ビジネス

HSBCとスタンチャート、香港安全法を支持 政治的

ワールド

デモ対応の米軍動員は「最終手段」、国防長官が支持せ

MAGAZINE

特集:検証 日本モデル

2020-6・ 9号(6/ 2発売)

日本のやり方は正しかったのか? 感染対策の効果を感染症専門家と考える

人気ランキング

  • 1

    西浦×國井 対談「日本のコロナ対策は過剰だったのか」

  • 2

    世界最速の座から転落 「上海リニア」もはや無用の長物?

  • 3

    トランプの着々と進む「戦争」準備、ワシントン一帯に兵を配備

  • 4

    東京都「東京アラート」発動、レインボーブリッジ赤く…

  • 5

    警官と市民の間に根深い不信が横たわるアメリカ社会…

  • 6

    日本不買運動で韓国人が改めて思い知らされること

  • 7

    街に繰り出したカワウソの受難 高級魚アロワナを食…

  • 8

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がア…

  • 9

    韓国総選挙にデジタル不正疑惑か? 中国から開票機…

  • 10

    コロナ禍の世界が熱望する「日本製」 揺るがぬ信頼…

  • 1

    ロンドンより東京の方が、新型コロナ拡大の条件は揃っているはずだった

  • 2

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に

  • 3

    レストランで騒ぐ息子が店員に叱られた話、FBに投稿したら炎上した... なぜ?

  • 4

    ギター人気復活を導く「スーパークール」な和製ギター

  • 5

    韓国総選挙にデジタル不正疑惑か? 中国から開票機…

  • 6

    「NO JAPAN」に揺れた韓国へ「股」をかけて活躍した日…

  • 7

    ブラジルのコロナ無策は高齢者減らしのため?

  • 8

    西浦×國井 対談「日本のコロナ対策は過剰だったのか」

  • 9

    新型コロナの死亡率はなぜか人種により異なっている

  • 10

    北朝鮮の民間経済を圧迫する独裁者の国債

  • 1

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に

  • 2

    金正恩「死んだふり」の裏で進んでいた秘密作戦

  • 3

    スズメバチが生きたままカマキリに食べられる動画が、アメリカでバズる理由

  • 4

    気味が悪いくらいそっくり......新型コロナを予言し…

  • 5

    過激演出で話題のドラマ、子役2人が問題行動で炎上 …

  • 6

    日本の「生ぬるい」新型コロナ対応がうまくいってい…

  • 7

    コロナ独自路線のスウェーデン、死者3000人突破に当…

  • 8

    ロックダウンは必要なかった? 「外出禁止は感染抑…

  • 9

    コロナ禍で露呈した「意識低い系」日本人

  • 10

    優等生シンガポールの感染者数が「東南アジア最悪」…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!