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マクドナルド、第3四半期は海外好調で米の鈍化補う 株価上昇

2018年10月24日(水)02時03分

 10月23日、米ファストフード大手マクドナルドの第3・四半期決算は、世界既存店売上高が市場予想を上回った。ローマで8月撮影(2018年 ロイター/MAX ROSSI)

[23日 ロイター] - 米ファストフード大手マクドナルドの第3・四半期決算は、世界既存店売上高が市場予想を上回った。競争が激しい国内の成長鈍化を海外の好調で補った。

全体の売上高と調整後1株利益も予想を上回り、株価は午前の取引で約6%上昇した。

世界既存店売上高は4.2%増加。アナリストの平均予想(3.72%増)を上回った。

米既存店売上高は値上げが寄与し、2.4%増。ただ、過去6四半期で最低の伸びとなり、リフィニティブが集計したアナリストの平均予想は2.55%増を下回った。

売上高は7%減の53億7000万ドルとなったが、アナリスト予想(53億2000万ドル)は上回った。フランチャイズ経営を拡大する方針が売上高を下押しする主因となった。

米国以外の主要先進国の売上高は5.4%増加した。

営業利益は21%減。米店舗刷新に絡む大型投資が響いた。

純利益は16億4000万ドル、1株2.10ドルで、前年同期(18億8000万ドル、2.32ドル)から減少。ただ、特別項目を除外した1株利益は2.10ドルで、アナリスト予想(1.99ドル)を上回った。

ロイター
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