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NY市場サマリー(12日)

2018年10月13日(土)06時46分

[12日 ロイター] - <為替> ドルが通貨バスケットに対して急伸した。世界的に株式相場が持ち直したほか、中国の輸出統計も底堅く、中国経済や米国との貿易戦争を巡る懸念が和らいだ。

来週の欧州連合(EU)首脳会議は、英国が離脱問題で合意する可能性もあるとみられる中、ユーロと英ポンドは3営業日続伸から一転反落した。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.23%高の95.234。週間の下落率は0.4%に縮小した。

堅調な銀行決算やハイテク部門の持ち直しを背景に、米国株式市場は上昇した。

対ドル相場はユーロが0.27%安の1.1562ドル、英ポンドは0.59%安の1.3157ドル。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、今後数年のユーロ圏インフレについて、徐々に上昇する基調にあるとの見通しを示した。比較的活発な上昇を予見していたこれまでの発言からややトーンダウンした形。この発言もユーロを圧迫した。

中国人民元ははオフショア取引で0.65%安の1ドル=6.9227元。中国の輸出増を受け、対米貿易摩擦激化への懸念が広がった。

<債券> 国債利回りが小幅上昇。株価が持ち直す中、安全とされる資産への買いが後退した。ただ市場では前週見られた金利の急激な伸びが再び起きるのではないかとの懸念が根強い。

10年債と30年債の利回りは週間で9ベーシスポイント(bp)低下。約5カ月間ぶりの大幅な下げとなった。

金利上昇への懸念から過去2日間急落していた米株式相場はこの日持ち直し、ダウ平均株価<.DJI>は一時400ドル超値上がりした。ただこれで市場の混乱が収まったわけではないとの声も聞かれた。

10年債利回りは3.140%。前日終盤の3.131%から小幅上昇した。30年債利回りは3.305%から3.315%に上昇。2年債利回りは2.836%。

<株式> 反発して取引を終えた。前日まで6営業日続落していたS&P総合500種<.SPX>は約1.4%上昇した。第3・四半期の決算シーズンを控えて買い戻しが見られ、テクノロジー株は1週間にわたる下げから反発した。

S&P情報技術株指数<.SPLRCT>は3.2%高で、3月26日以来の上昇率となった。それでも、週間の下落率は3月末以来の大きさ。

テクノロジーセクターは大きく上げ、アップルとマイクロソフトはそれぞれ3%超上昇。銀行決算でクレジットカード会社の好調な業績が示され、ビザとマスターカードも5%近く上げた。

S&P銀行株指数<.SPXBK>は0.4%安で終了したが、この日の安値からは大幅に戻した。この日はJPモルガン・チェース、シティグループ、ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)が決算を発表。JPモルガンは利益が予想を上回ったものの1%下落。一方、シティは2.1%、Wファーゴは1.3%それぞれ上昇した。

今週大きく売られたネットフリックスとアマゾン・ドット・コムは、それぞれ5.7%と4.0%上昇した。

<金先物> 対ユーロでのドル高先行に伴う割高感などに圧迫され、4日ぶりに反落した。中心限月12月物の清算値は前日比5.60ドル(0.46%)安の1オンス=1222.00ドル。

この日の外国為替市場では未明から対ユーロでドル高がじわりと進行。ドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じたことから、金売りが優勢となった。

また、10日の米株価急落に端を発した世界的な株安連鎖に歯止めがかかる中、この日は米株相場が反発して取引を開始。投資家心理が改善する中、安全資産とされる金には売り圧力がかかった。

このほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続するとの観測が根強いことも、引き続き金利を生まない資産である金には圧迫材料となった。

<米原油先物> 投資家のリスク選好意欲の回復を受けて買いが優勢となり、反発した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値は前日比0.37ドル(0.52%)高の1バレル=71.34ドル。週間では3.00ドル(4.04%)安。12月物の清算値は前日比0.37ドル高の71.18ドルとなった。

この日は世界的な株安連鎖に歯止めがかかり、投資家心理が改善。株と並んでリスク資産である原油にも買い戻しが入り、相場は未明に一時72.01ドルの高値を付けた。 ただ、その後は徐々に上げ幅を縮小。外国為替市場でドルが対ユーロで強含んだことで ドル建てで取引される原油などの商品に割高感が生じたほか、世界的な石油需要の減退懸 念が相場の重しとなり、昼ごろには前日清算値を挟んでもみ合う展開となった。

国際エネルギー機関(IEA)はこの日発表の月報で、石油市場は過去半年間の大幅な増産を受けて「今のところ十分に供給されている」との見解を示す一方で、2018年と19年の世 界石油需要見通しの伸びを下方修正。11日には石油輸出国機構(OPEC)も18年と19年の国際石油需要の伸びについて前回予想から引き下げており、世界的な需給不均衡に対して警戒感が広がった。

ドル/円 NY終値 112.19/112.22

始値 112.27

高値 112.37

安値 111.89

ユーロ/ドル NY終値 1.1562/1.1564

始値 1.1579

高値 1.1588

安値 1.1536

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 93*20.50 3.3381%

前営業日終値 94*07.50 3.3050%

10年債(指標銘柄) 17時05分 97*17.50 3.1670%

前営業日終値 97*27.00 3.1310%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*10.50 3.0217%

前営業日終値 99*15.50 2.9870%

2年債(指標銘柄) 17時04分 99*25.25 2.8611%

前営業日終値 99*26.50 2.8400%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 25339.99 +287.16 +1.15 <.DJI>

前営業日終値 25052.83

ナスダック総合 7496.89 +167.83 +2.29 <.IXIC>

前営業日終値 7329.06

S&P総合500種 2767.13 +38.76 +1.42 <.SPX>

前営業日終値 2728.37

COMEX金 12月限 1222.0 ‐5.6 <0#GC:>

前営業日終値 1227.6

COMEX銀 12月限 1463.5 +2.9 <0#SI:>

前営業日終値 1460.6

北海ブレント 12月限 80.43 +0.17 <0#LCO:>

前営業日終値 80.26

米WTI先物 11月限 71.34 +0.37 <0#CL:>

前営業日終値 70.97

CRB商品指数 197.9412 +1.3114 <.TRCCRB>

前営業日終値 196.6298

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