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日本の金融政策の正常化について語るのは時期尚早=IMF高官
2018年10月12日(金)13時12分
10月12日、国際通貨基金(IMF)アジア太平洋局のオッドパー・ブレック副局長は、日本の金融政策の正常化について語るのは時期尚早だと指摘、日銀の物価目標2%を達成するには長い時間がかかるとの見通しを示した。写真はIMF本部。ワシントンで昨年4月撮影(2018年 ロイター/Yuri Gripas)
[ヌサドゥア(インドネシア) 12日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)アジア太平洋局のオッドパー・ブレック副局長は12日、日本の金融政策の正常化について語るのは時期尚早だと指摘、日銀の物価目標2%を達成するには長い時間がかかるとの見通しを示した。
副局長は、IMF・世銀年次総会の会見で「日銀が緩和政策から脱却する時期だろうか。手短に言えば、答えはノーだ」と発言。インフレ目標の達成には、超金融緩和政策だけでなく、構造改革なども必要だとの認識を示した。
会見に同席したIMFアジア太平洋局のチャンヨン・リー局長は、米中貿易紛争のエスカレートで得をするアジア諸国は存在しないとの見方を示した。
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