ニュース速報

ビジネス

米鉱工業生産、8月は0.4%上昇 自動車が製造業生産下支え

2018年09月15日(土)00時44分

[ワシントン 14日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が14日発表した8月の鉱工業生産指数は0.4%上昇した。自動車生産が増えたことが、製造業を下支えした。市場予想は0.3%上昇だった。

7月の数字は当初発表0.3%上昇から0.4%上昇へ上方改定された。

鉱工業生産指数のうち、製造業は0.2%上昇した。自動車・同部品が4.0%上昇したことが押し上げ要因だった。自動車メーカーの生産ペースは8月に年率で1154万台と、4月以来の高水準だった。一方、自動車を除く製造業指数は前月から横ばいだった。コンピュータや電子機器のほか、電気装置・家電製品の指数が低下した。

統計を受け、米経済が米中貿易摩擦の高まりを乗り切っているかどうかについて懐疑的な見方が浮上するかもしれない。トランプ米政権は7月に幅広い中国製品に追加関税を課し、中国も報復措置に出た。

他の統計はより明るい内容で、米供給管理協会(ISM)が4日に発表した8月の製造業景気指数は、国内外の底堅い需要を背景に14年超ぶりの高水準となった。

米経済の約12%を占める製造業は、国内外の経済が堅調なことが下支え要因となっている。ただ多くのエコノミストは、貿易摩擦の高まりが設備投資を抑制する危険性があると指摘する。

鉱工業生産指数のうち、鉱業生産は0.7%上昇した。電力・ガスの生産は1.2%上昇。

鉱工業生産全体が上昇したことを受け、企業がどれだけ十分に設備を稼動しているかを示す設備稼働率は78.1%と、7月の77.9%から上昇した。FRBは、経済に内在する需給の緩みを見るために設備稼働率に注目している。

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

MAGAZINE

特集:遺伝子最前線

2019-1・22号(1/16発売)

革命的技術クリスパーで「超人」の誕生も可能に── 人類の未来を変えるゲノム編集・解析の最新事情

人気ランキング

  • 1

    北方領土が「第二次大戦でロシア領になった」というロシアの主張は大間違い

  • 2

    「お得意様」は気づいたら「商売敵」に 中国の猛追へ対策急ぐドイツ

  • 3

    米政府閉鎖で一カ月近く無給の連邦職員、食料配給に殺到

  • 4

    人の頭を持つ男、指がなく血の付いた手、三輪車に乗…

  • 5

    タイ洞窟からの救出時、少年たちは薬で眠らされ、両…

  • 6

    インドネシア当局、K-POPアイドルBLACKPINKのCM放映…

  • 7

    人工衛星で「夜空に広告」──ロシア新興企業のプラン…

  • 8

    【動画】中国の会社従業員「四つ這い」懲罰に非難殺到

  • 9

    体重600キロ、体長4.4mの巨大ワニが女性殺害 イン…

  • 10

    エイリアンはもう地球に来ているかもしれない──NASA…

  • 1

    体重600キロ、体長4.4mの巨大ワニが女性殺害 インドネシア、違法飼育の容疑で日本人を捜索

  • 2

    全長7mの巨大ヘビが女性を丸のみ インドネシア、被害続発する事情とは

  • 3

    タイ洞窟からの救出時、少年たちは薬で眠らされ、両手は縛られていた

  • 4

    エイリアンはもう地球に来ているかもしれない──NASA…

  • 5

    北方領土が「第二次大戦でロシア領になった」という…

  • 6

    人の頭を持つ男、指がなく血の付いた手、三輪車に乗…

  • 7

    インドネシアの老呪術師が少女を15年間監禁 性的虐…

  • 8

    宇宙から謎の「反復する電波」、2度目の観測:地球外…

  • 9

    タイ洞窟の少年たちは見捨てられる寸前だった

  • 10

    NGT48山口真帆さん暴行事件に見る非常識な「日本の謝…

  • 1

    炎上はボヘミアン・ラプソディからダンボまで 韓国の果てしないアンチ旭日旗現象

  • 2

    口に入れたおしゃぶりをテープで固定された赤ちゃん

  • 3

    あの〈抗日〉映画「軍艦島」が思わぬ失速 韓国で非難された3つの理由

  • 4

    小説『ロリータ』のモデルとなった、実在した少女の…

  • 5

    日韓関係の悪化が懸念されるが、韓国の世論は冷静──…

  • 6

    オーストラリア人の94%が反捕鯨の理由

  • 7

    アレクサがまた奇行「里親を殺せ」

  • 8

    ジョンベネ殺害事件で、遂に真犯人が殺害を自供か?

  • 9

    日本がタイ版新幹線から手を引き始めた理由

  • 10

    インドネシア当局、K-POPアイドルBLACKPINKのCM放映…

資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
「ニューズウィーク日本版」編集記者を募集
デジタル/プリントメディア広告営業部員を募集
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!