ニュース速報
ビジネス
欧州市場サマリー(5日)
[5日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。原油安に伴いエネルギー株が売られ、全体を押し下げた。
石油大手BP
一方、住宅建設のバークレー・グループ
通期決算で税引き前利益が9%増加した同業のバラット・デベロップメンツ
中型株で構成するFTSE250種<.FTMC>ではブックメーカー(賭け業者)のウィリアム・ヒル
<欧州株式市場> 続落して取引を終えた。貿易摩擦や新興国通貨への不安が高まる中、リスク志向が弱まった。
ドイツの医薬品・化学大手バイエル
デンマークの救命機器メーカー、アンブ
部門別ではテクノロジー株指数<.SX8P>が3.04%低下し、最も軟調だった。個別銘柄では金融機関を対象にソフトウェアを提供するテメノス
一方、イタリアの銀行株は好調だった。イタリアのサルビーニ副首相が、2019年度予算案について、欧州連合(EU)の予算規制に配慮するようにすると発言したことでイタリア政局に対する不安が和らいだ。イタリアの銀行は、国債の保有高が多いため、国内の政治リスクを量る基準とみなされている。
<ユーロ圏債券> イタリア国債利回りが約1カ月ぶりの水準に低下。イタリア連立政権が、予算交渉を巡り欧州連合(EU)の財政規律を尊重する姿勢を示していることを受けた。
ディマイオ副首相は5日、2019年度予算が「勇気ある」内容になるが、秩序ある収支を維持すると述べた。
またサルビーニ副首相は地元紙に、長期の政権運営を望むなら、「公共財政を破壊することはできない」と語った。
サルビーニ氏はこの日、ディマイオ氏とコンテ首相と会い、10月半ばに公表予定の予算案について協議した。
こうした中、イタリア国債は短期・長期とも利回りが10ベーシスポイント(bp)超低下。10年債利回り
独・イタリア10年債利回り格差
イタリア5年債利回り
このほか、ドイツ10年債利回り