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東京マーケット・サマリー(14日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
午後5時現在 111.09/11 1.1420/24 126.90/94
NY午後5時 110.71/75 1.1408/10 126.33/37
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の111円前半。海外市場でドルが買い戻された流れを受け継いで強含んだ。ただ、トルコリラや他の新興国通貨に対する警戒感や、本邦投資家の米国債投資に伴う円転需要が意識され、高値圏でのもみ合いとなった。
<株式市場>
日経平均 22356.08円 (498.65円高)
安値─高値 22047.19円─22356.08円
東証出来高 12億0624万株
東証売買代金 2兆0533億円
東京株式市場で日経平均は急反発した。前日までの大幅安の反動で買いが先行し、寄り付きで節目の2万2000円を突破。その後先物主導で買われた。上げ幅は500円近くに拡大し、高値引けとなった。トルコリラ安の一服などを背景にリスク回避ムードが後退し、ショートカバーを誘発した。
東証1部騰落数は、値上がり1795銘柄に対し、値下がりが264銘柄、変わらずが45銘柄だった。
<短期金融市場> 17時35分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.051%
ユーロ円金先(18年9月限) 99.905 (-0.005)
安値─高値 99.905─99.910
3カ月物TB -0.165 (-0.002)
安値─高値 -0.165─-0.165
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.051%になった。準備預金の積み最終日を15日に控えているが、積みにめどを付けている金融機関が多いため、取引レンジは前日と大きく変わっていない。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.099%とマイナス幅を縮小した。ユーロ円TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.091%と横ばい。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。業者間取引では国庫短期証券(TB)の3カ月物、6カ月物ともに強含み。
<円債市場>
国債先物・18年9月限 150.30 (-0.08)
安値─高値 150.25─150.35
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.100% (+0.005)
安値─高値 0.105─0.100%
長期国債先物は反落して引けた。トルコ中銀の流動性供給策発表やアルゼンチンの緊急利上げなどで、トルコ発の新興国不安がいったん和らぎ、リスクオフの流れが一服。前日の海外市場で米債が下落したことに加えて、東京市場でも日経平均株価の上げ幅が前日比400円超となったため、短期筋の売りが優勢になった。もっとも、買い戻す動きもあり、一方的に売られることはなかった。現物債は、先物にほぼ連動した展開となり、超長期・長期ゾーンが軟化した。
<スワップ市場> 17時33分現在の気配
2年物 0.10─0.00
3年物 0.12─0.02
4年物 0.15─0.05
5年物 0.18─0.08
7年物 0.25─0.15
10年物 0.38─0.28