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中国の新規人民元建て融資、7月は予想上回る1.45兆元=規制当局
8月13日、中国人民銀行(中央銀行)の発表によると、7月の新規人民元建て融資は1兆4500億元(2118億1000万ドル)となり、前年比で6237億元増加した。写真は人民元を数える銀行員。2015年11月に香港で撮影(2018年 ロイター/Bobby Yip)
[北京/上海 13日 ロイター] - 中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)によると、7月の新規人民元建て融資は1兆4500億元(2108億4000万ドル)となり、前年比で6237億元増加した。予想を大幅に上回った。
ロイターがまとめたアナリスト36人の予想は1兆2000億元。6月は1兆8400億元と、5カ月ぶりの高水準だった。
7月の新規人民元建て融資の数字は、CBIRCが11日にウェブサイト上に掲載した速報値。中国人民銀行は今週中に、7月のマネーサプライM2と融資残高の伸び率、社会融資総量のデータを公表する。
中国の指導部は、内需の縮小や、米国との貿易摩擦による影響の可能性に直面する中で最近、政策支援を強化し、レバレッジ解消に対する姿勢を軟化させている。
CBIRCによると、オフバランス融資にはほぼ変化はなかった。上半期の不良債権の償却額は8000億元と、前年同期比で約1665億元増加した。
商業銀行の自己資本比率は6月末時点で13.52%。コアティア1比率は10.57%だった。
*内容を追加しました。