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米が部品関税追加なら、影響300ー400億円と想定=アイシン精機社長
2018年08月10日(金)18時24分
[東京 10日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>グループの部品メーカー、アイシン精機<7259.T>の伊勢清貴社長は10日、米政権が25%の自動車・部品に追加関税を発動した場合、営業利益に対して年300億ー400億円近くの影響があるとの見通しを明らかにした。東京都内で記者団に語った。
伊勢社長は、米政権の動向を「注視するしかない」とした上で、発動された場合に現地生産を拡大するなど対応策については、トヨタをはじめとする完成車メーカーと「相談しながら検討していくことになる」と話した。 すでに実施されている鉄・アルミへの追加関税による影響額は年10億円程度という。
同じトヨタグループの部品最大手デンソー<6902.T>も、自動車・部品への追加関税が導入された場合、年700億―800億円程度の影響があるとしている。
(白木真紀)
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