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ANA、9ー10月の欠航は国際線も一部対象に エンジン点検で
7月31日、ANAホールディングス傘下の全日本空輸は、英ロールス・ロイス製エンジンの点検に伴う欠航が国内線の一部路線で発生している問題で、9月から10月までの欠航が国際線の一部路線も対象になることを明らかにした。写真は羽田空港で2014年8月撮影(2018年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 31日 ロイター] - ANAホールディングス<9202.T>は31日、傘下の全日本空輸で英ロールス・ロイス
9月までの欠航に伴う減収は50億円程度となる見通しだが、業績への影響は軽微という。
欠航する具体的な路線はまだ確定していない。ただ、国内線も含めた欠航便数の合計は7―8月に比べて1日あたり約10%減少し、影響旅客数も約4分の1に減る見通しという。
9―10月に予定している1日あたりの欠航は、国内線で約10便、国際線で約5便、国内線・国際線いずれも300人前後で計約600人の旅客に影響が出る見通し。
国内線のみ欠航した7―8月の影響は17.5便、約2800人だったため、9月以降の欠航規模は小さくなる。
ANAの福澤一郎執行役員は同日の会見で、7―9月までの減収分が50億円程度になることを説明した上で、全体収入の「1%にも満たない」と指摘、「業績への影響は軽微」と述べた。ただ、請求額は未定だが、ロールスロイスに対し欠航に伴う損失を今後、請求していく意向を示した。
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*内容を追加します。
(白木真紀)