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下半期の中国消費者物価は安定=国家発改委
2018年06月25日(月)07時07分
[北京 23日 ロイター] - 中国の国家発展改革委員会(NDRC)は23日、今年下半期の消費者物価は安定するとの見通しを示し、米国との貿易摩擦悪化で広がる懸念の払拭を図った。
ウェブサイトに「市場は総じて、マクロ環境が安定し供給は十分と考えている。全体の物価水準は今後も安定し、大幅に上昇する公算は小さい」との物価担当部門の高官発言を掲載した。
5月の消費者物価指数(CPI)は安定していたが、米国との貿易摩擦悪化で物価上昇圧力に対する懸念が再燃しつつあることを受けた動き。
中国は7月6日に米国産の大豆や家畜用製品などに追加関税を発動する予定で、CPIに大きな比重を占める豚肉価格の上昇圧力が加速する可能性がある。
これに対しNDRCは、養豚の生産能力は高水準にあり、穀物や食用油の在庫の水準も高いと指摘した。
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