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東京マーケット・サマリー(21日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
午後5時現在 110.52/54 1.1562/66 127.81/85
NY午後5時 110.35/37 1.1570/74 127.71/75
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の110円半ば。米中貿易摩擦への懸念は残るものの、過度なリスク回避ムードは緩和している。株価の堅調推移や米金利の上昇などを支えに上昇した。
<株式市場>
日経平均 22693.04円 (137.61円高)
安値─高値 22491.08円─22782.01円
東証出来高 14億0251万株
東証売買代金 2兆5002億円
東京株式市場で日経平均は続伸した。外為市場での円安基調が支えとなったほか、値がさ株の上昇も指数を押し上げた。先物主導で買われ上げ幅は一時200円を超えたが、貿易戦争を巡る懸念は根強く、大引けにかけて急速に伸び悩む荒い動きとなった。銀行株は軟調に推移。TOPIXは小幅安となった。
東証1部騰落数は、値上がり713銘柄に対し、値下がりが1303銘柄、変わらずが75銘柄だった
<短期金融市場> 17時11分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.072%
ユーロ円金先(18年9月限) 99.910 (+0.005)
安値─高値 99.910─99.915
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.072%になった。準備預金の積み期前半で資金調達意欲は弱い。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.122%、TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.078%といずれも横ばい。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。
<円債市場>
国債先物・18年9月限 150.80 (+0.03)
安値─高値 150.73─150.81
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.030% (変わらず)
安値─高値 0.035─0.035%
長期国債先物は小反発して引けた。日経平均株価が強含みで推移したため、売りが優勢になる場面があったが、終盤にかけて好需給を反映した買い戻しが入った。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は欧州中央銀行(ECB)年次フォーラムで「緩やかな利上げを継続する根拠は依然強い」と述べた。これを受け前日の米債市場が軟化したが材料視されなかった。
現物債市場では、入札が弱い結果になったため、5年債利回りに上昇圧力がかかった。また、広いゾーンでポジションを調整する動きがみられた。
日銀の布野幸利審議委員は21日、仙台市で講演・会見を行い「差別化の難しい財・サービスで競争が一段と激化する場合、物価上昇率は高まらない可能性がある」「流れとしての物価の弱さ、インターネット通販など構造的なものが影響している可能性がある」などと発言したが、相場への影響は限られた
<スワップ市場> 15時54分現在の気配
2年物 0.09─-0.00
3年物 0.11─0.01
4年物 0.13─0.03
5年物 0.15─0.05
7年物 0.20─0.10
10年物 0.30─0.20