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米テスラ、欧州の電池工場候補地はドイツが最有力=CEO
6月20日、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は19日、ツイッターへの投稿で、同社が欧州に初めて建設する「ギガファクトリー」(リチウムイオン電池工場)の候補地としてドイツが最有力との見方を示した。写真はテスラのロゴ。昨年12月にニューヨークで撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)
[ストックホルム 20日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラ
マスク氏は「欧州ではドイツが最も有力な選択肢だ。恐らく、ベネルクス3国に近いドイツとフランスの国境が条件にかなう」とした。
テスラは既にドイツのプリュムに事業拠点を構えている。プリュムはベルギーから30キロメートル、フランスとの国境からは約100キロメートルの地点にある。
プリュムの事業所は、テスラ傘下のグローマン・エンジニアリング社の本社で、バッテリー生産プラント向けの自動製造システムに特化している。グローマンは最近、EVセダン「モデル3」の生産を加速するため、米ネバダ州リノにあるテスラのギガファクトリー向けの生産ラインを構築した。
ネバダ州のギガファクトリーはテスラとパナソニック<6752.T>が共同運営している。
テスラが欧州でギガファクトリーをパナソニックと共同で建設するかどうかは明らかではない。
テスラのドイツ部門の広報担当者は、マスク氏の投稿に関するロイターの取材に応じていない。