ニュース速報
ビジネス
第1四半期の米経常赤字6.9%増、モノの輸入増加
2018年06月21日(木)03時52分
[ワシントン 20日 ロイター] - 米商務省が20日発表した第1・四半期の経常収支の赤字額(季節調整済み)は、前期から79億6000万ドル(6.9%)増の1241億1000万ドルだった。モノの輸入が増えたことで赤字が拡大した。市場予想は1290億ドルだった。
経常収支は外国とのモノとサービス、投資の流れを示す。
商務省当局者によると、17年12月に米議会が通した税制改革により、多くの米企業は海外留保資金を本国に戻した。税制改革で企業は海外での留保金を米国に戻す際に一度限りの税金を払ったが、今後は海外で稼いだ利益は基本的に課税されないこととなった。
企業が海外子会社から得る配当金と再投資収益から成る株式投資収益のうち、配当金・払戻金が3056億ドルと急増した。
今、あなたにオススメ
新着