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印政府、エア・インディアの売却を延期=報道
6月19日、インド政府は、国営航空会社エア・インディアの売却計画について、買い手が現れなかったことから延期した。写真は離陸するエア・インディア機。昨年12月にトゥールーズで撮影(2018年 ロイター/Regis Duvignau)
[20日 ロイター] - インド政府は、国営航空会社エア・インディアの売却計画について、買い手が現れなかったことから延期した。国内メディアがプラブ民間航空相の発言として報じた。
タイムズ・オブ・インディアが通信社PTIを引用して報じたところによると、プラブ氏は、来年の総選挙や原油高などを踏まえ、エア・インディアの民営化を延期したと述べた。
インド政府は3月にエア・インディアの過半数株式と約51億ドルの負債を売却する計画を発表したが、買い手として有力視された何社かの企業は、厄介な条件などを理由に応札に踏み込まなかった。
エア・インディアは今月、当面の運転資金として100億ルピー(1億4800万ドル)の借り入れを目指していると明らかにした。
コンサルティング会社CAPA・インディアの試算では、向こう2年間でエア・インディアの損失は15億─20億ドルに達する。
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*内容を追加しました。