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前場の日経平均は続伸、円安支えに約3カ月半ぶり高値
5月18日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比57円74銭高の2万2896円11銭となり続伸した。写真は都内で2014年1月撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)
[東京 18日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比57円74銭高の2万2896円11銭となり続伸した。1ドル111円に接近する円安を支えに、自動車、電機などの外需株に買いが先行。上げ幅は一時100円を超え、取引時間中としては2月5日以来、約3カ月半ぶりの高値水準を付けた。だが、節目の2万3000円に接近すると利益確定売りの圧力が強く、前引けにかけて伸び悩む展開だった。
TOPIXは0.26%高で午前の取引を終了した。東証1部の前場の売買代金は1兆0627億円。上昇率上位には石油・石炭、鉱業、海運などが並んだ。一方、下落率上位はその他製品、金属製品、不動産などだった。市場では「米金利の動向や今後の政治日程が意識され、本腰を入れた買いはみられないが、緩やかながらも右肩上がりのトレンドであり、強い基調は維持している」(日本アジア証券エクイティ・ストラテジストの清水三津雄氏)との声が出ていた。
東証1部の騰落数は、値上がり1061銘柄に対し、値下がりが910銘柄、変わらずが112銘柄だった。