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東京マーケット・サマリー(16日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
午後5時現在 110.17/19 1.1845/49 130.51/55
NY午後5時 110.34/36 1.1837/38 130.61/65
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル安/円高の110円前半。午前の取引では実需の売買が観測されたが、方向感を形成するには至らなかった。また、北朝鮮関連の報道や本邦GDPへの反応は限定的だった。
<株式市場>
日経平均 22717.23円 (100.79円安)
安値─高値 22695.84円─22796.14円
東証出来高 16億2672万株
東証売買代金 2兆6028億円
東京株式市場で日経平均は続落した。米10年債利回りが約7年ぶりの水準まで上昇したことを受け、前日の米国株が下落した流れを引き継いだ。1ドル110円台前半まで円安に振れた為替は支えとなったが、「適温相場」の継続に懐疑的な見方が強まった。北朝鮮情勢への警戒感や、日本の1─3月期国内総生産(GDP)が市場予想を下回る弱い内容となったことも相場の重しとなった。
東証1部騰落数は、値上がり890銘柄に対し、値下がりが1120銘柄、変わらずが73銘柄だった。
<短期金融市場> 17時35分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.055%
ユーロ円金先(18年9月限) 99.900 (-0.010)
安値─高値 99.900─99.910
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.055%になった。前日(マイナス0.036%)に比べて低下した。準備預金の積み初日で、資金調達意欲は前日に比べて後退。マイナス0.04─マイナス0.08%とややワイドなレンジで取引された。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。
<円債市場>
国債先物・18年6月限 150.71 (変わらず)
安値─高値 150.62─150.71
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.050% (変わらず)
安値─高値 0.055─0.055%
国債先物中心限月6月限は前日比変わらずの150円71銭で引けた。米10年債利回りが15日の取引で一時3.095%と、2011年7月以来の水準まで急上昇したことを受けて、朝方は短期筋の売りが先行し、150円62銭と4月27日以来約3週ぶりの水準まで下落した。売り一巡後は下げ渋る展開。日経平均株価が軟調だったことに加えて、日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)政策で、金利上昇余地が限られるとの見方から、引けにかけては買い戻す動きが優勢となった。
現物市場は軟調。全般に短期筋の調整売りが優勢だった。一方で、20年ゾーンを中心に国内勢からとみられる押し目買いが観測されるなど、需給の底堅さを意識させる地合いだった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.050%。
内閣府が朝方に発表した2018年1─3月期実質国内総生産(GDP)1次速報は、9四半期ぶりのマイナス成長になったが、相場への影響は限られた。
<スワップ市場> 16時23分現在の気配
2年物 0.10─0.00
3年物 0.12─0.02
4年物 0.14─0.04
5年物 0.16─0.06
7年物 0.22─0.12
10年物 0.32─0.22