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賃金圧力高まる見通し、緩やかな解除継続すべき=ダラス連銀総裁
2018年05月05日(土)05時13分
[ワシントン 4日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は4日、賃金上昇圧力は高まる見通しで、米連邦準備理事会(FRB)は緩やかなペースでの利上げを継続すべきとの見解を示した。
カプラン総裁はCNBCに対し「今後3-6カ月先について言えば、賃金上昇圧力は高まると予想している」と語った。
朝方発表された4月の米雇用統計で時間当たり平均賃金が前月比0.04ドル(0.1%)増と、緩慢な伸びにとどまったことについては、「単月の逸脱に過ぎない可能性がある。他のすべての情報は、一段の賃金上昇圧力が存在することを示唆している」 とした。
総裁はまた、雇用統計の結果によって、労働市場におけるスラック(緩み)の縮小が浮き彫りになったとし、「FRBは緩やかなペースの緩和解除を継続すべき」との認識を示した。
カプラン総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っていない。
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