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鉄鋼・アルミ関税の除外国、輸入割当制の対象に=米高官
2018年05月02日(水)08時48分
5月1日、米ホワイトハウスのナバロ通商製造政策局長は、鉄鋼・アルミニウム関税の適用を除外された国も輸入クオータ(割当)制などの対象になるとの認識を示した。加オンタリオ州で3月撮影(2018年 ロイター/Mark Blinch)
[ワシントン 1日 ロイター] - 米ホワイトハウスのナバロ通商製造政策局長は1日、鉄鋼・アルミニウム関税の適用を除外された国も輸入クオータ(割当)制などの対象になるとの認識を示した。
鉄鋼業界幹部らを前に発言した。「国家安全保障の観点から国内産業を確実に守るため、輸入割当やその他の制限を設ける」とし、こうしたアプローチは欧州などにも適用されると述べた。
ホワイトハウスは30日、カナダ、欧州連合(EU)、メキシコに対する鉄鋼・アルミ関税導入に関する決定を6月1日に先送りすると発表した。
ロス商務長官はCNBCのインタビューで、欧州連合(EU)との通商協議について、全体的な貿易摩擦削減について成果が得られる可能性があるとの見方を示した。
その上で「(関税導入に関する決定を)長期間先送りするつもりはない。それは趣旨にそぐわない」と述べた。
*写真を付け、カテゴリーを変更し、内容を追加します。
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