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米GM、1-3月期は減益 新型車への切替で生産落ち込む
[デトロイト 26日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)
株価は1.5%安の37.53ドル。税引き前利益の減少や大幅なキャッシュバーン(手元資金の減少)が売り材料とみられる。
新型ピックアップトラックへの切り替えに伴い、生産は4万7000台減少。スティーブンス最高財務責任者(CFO)は生産の減少が税引き前利益を最大8億ドル下押ししたと明らかにした。
2018年の調整後1株利益見通しは6.30ー6.60ドルに据え置いた。
四半期の純利益は10億5000万ドル(1株1.43ドル)と前年同期の26億1000万ドル(同1.75ドル)から約6割減少。ただ1株利益はアナリスト予想の1.24ドルを上回った。
売上高は前年同期の373億ドルから361億ドルに減少。アナリスト予想は347億ドル。
四半期の設備投資は5億ドル余り拡大。上海汽車集団(SAICモーター)<600104.SS>との協業に絡み、ピックアップトラックや低価格の小型車などに投資した。
調整後の税引き前利益率は前年同期の9.5%から7.2%に低下。スティーブンスCFOは、利益率が第2・四半期と通年で10%かそれを上回る水準に改善するとの見通しを示した。
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