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米国株は下落、ハイテク・たばこ銘柄に売り 金融株が高い
4月19日、米国株式市場は、主要株価3指数が下落。2017年8月撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米国株式市場は、主要株価3指数が下落。たばこ銘柄が売られ、日用品株の下げを主導したほか、スマートフォン需要への懸念がハイテク株の売りを誘った。
半面、米債券利回りの上昇と企業決算を手掛かりに金融株は上昇した。
半導体受託製造世界最大手で米アップル
複数のアナリストは、今回示された見通しがアップルの「iPhone(アイフォーン)」需要が予想を下回る可能性を示していると指摘する。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)<.SOX>は4.3%安。
米たばこ大手フィリップ・モリス・インターナショナル
米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)
米債利回りの上昇も、主要消費財などのディフェンシブ銘柄の売り材料となった。
一方、米債利回りの上昇と前日の好決算を受けて、米クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス
ウェドブッシュ・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、スティーブン・マソカ氏は、きょうの米株市場について「債券市場の動向にかなり左右された」と指摘する。
一般的に、債券利回りが高い場合、投資家は主要消費財や不動産などのディフェンシブ銘柄よりも債券投資を好む。一方で利回りが上昇すると銀行の利益拡大が期待できるため、銀行株には支援材料となる。
ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.22対1の比率で上回った。ナスダックでは1.71対1で値下がり銘柄数が多かった。
S&P500構成銘柄をみると、22銘柄が52週高値を更新し、16銘柄が新安値を付けた。ナスダック総合構成銘柄では87銘柄が新高値を、52銘柄が新安値をそれぞれ更新した。
米取引所の合算出来高は65億2000万株。直近20営業日の平均は69億8000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 24664.89 -83.18 -0.34 24711.30 24762.48 24557.03 <.DJI>
前営業日終値 24748.07
ナスダック総合 7238.06 -57.18 -0.78 7258.62 7277.45 7215.18 <.IXIC>
前営業日終値 7295.24
S&P総合500種 2693.13 -15.51 -0.57 2701.16 2702.84 2681.90 <.SPX>
前営業日終値 2708.64
ダウ輸送株20種 10671.81 -98.34 -0.91 <.DJT>
ダウ公共株15種 697.10 -0.72 -0.10 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1285.88 -57.90 -4.31 <.SOX>
VIX指数 15.96 +0.36 +2.31 <.VIX>
S&P一般消費財 827.99 -3.03 -0.37 <.SPLRCD>
S&P素材 371.51 -4.03 -1.07 <.SPLRCM>
S&P工業 638.26 -1.86 -0.29 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 526.75 -17.06 -3.14 <.SPLRCS>
S&P金融 462.64 +6.95 +1.52 <.SPSY>
S&P不動産 188.21 -3.20 -1.67 <.SPLRCREC>
S&Pエネルギー 544.26 +0.76 +0.14 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 955.01 -7.79 -0.81 <.SPXHC>
S&P電気通信サービス 151.04 -1.20 -0.79 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1172.42 -13.44 -1.13 <.SPLRCT>
S&P公益事業 257.31 -0.21 -0.08 <.SPLRCU>
NYSE出来高 7.54億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 22160 - 40 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物6月限 円建て 22140 - 60 大阪比 <0#NIY:>