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米テスラ、モデル3生産を一時停止 効率化目的と説明
4月16日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラは、量産車「モデル3」生産の一時休止を発表した。予定されていた措置という。写真は「モデル3」。ロサンゼルスのショウルームで1月に撮影(2018年 ロイター/Lucy Nicholson)
[サンフランシスコ 16日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、テスラ
これより先、米ニュースサイトのバズフィードは、テスラがカリフォルニア州フレモント工場でのモデル3の生産を予告なく一時停止したと報じていた。
バズフィードは従業員の話として、生産が休止される4、5日間、労働者は有給休暇を使うか無給で自宅待機することになると伝えた。
テスラの広報担当者は休止期間について、生産効率を高めるため、オートメーションの改善やボトルネックへの対応に充てると説明した。その上で、こうした措置はまれではなく、生産拡大の際にはよくあることだと述べた。
カリフォルニア州のフリーモント工場でモデル3の生産が休止されるのは今回が2度目。
同社は3月に、モデル3の生産を2月20─24日に停止していたことを明らかにした。生産停止は予定されていたもので、オートメーションを改善し、生産性を向上させるのが目的だったと説明した。
テスラのモデル3の量産計画はこれまでに何度も後ずれしている。現在、第2・四半期末までに週間生産台数を2500台にすることを目指しているが、組み立て工程の自動化にこだわり過ぎていることが生産の遅れにつながっているとの指摘もある。
マスクCEOは13日、ツイッターへの投稿で、モデル3の組み立てで自動化に頼り過ぎたと初めて認めた。
マスク氏は「過度の自動化は間違いだった。正確には私の過ちで、人間は過小評価されている」と投稿した。
*内容を追加しました。