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中国の副首相ら、市場開放と知財権保護強化を改めて表明

2018年03月26日(月)07時52分

 3月25日、中国の韓正副首相(写真中央)は、北京で開催された「中国発展フォーラム」で、副首相就任後初めて演説し、政府が市場開放と改革を進める方針を表明した。20日撮影(2018年 ロイター/Jason Lee)

[北京 25日 ロイター] - 中国の韓正副首相は25日、北京で開催された「中国発展フォーラム」で、副首相就任後初めて演説し、政府が市場開放と改革を進める方針を表明した。また、国家発展改革委員会の何立峰主任はこの会議で、中国政府として国内企業と外国企業を平等に扱うとともに、知的財産権を保護する考えを示した。

韓副首相は、中国は「外の世界に対するさらなる開放」が必要だとし、巨大経済圏構想「一帯一路」を通じてこれを実行すると発言。

中国は経済のグローバル化が後戻りできないことを理解しており、一方的な政策や保護貿易主義は誰の利益にもならないと述べた。

国家発展改革委員会の何主任は、中国政府は法律によって、あらゆる所有形態における財産権を平等に保護するとともに、知的財産権の保護も強化すると発言。

政府として、供給側の構造改革を一層進め、非効率的な供給をなくすことに努める考えを示した。

また、政府は「一帯一路」構想の下、国際的な協力を推進し、中国の金融、通信、教育などの市場へのアクセスを拡大させるとも述べた。

このフォーラムで共同議長を務めた米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は「多様な人材と考えに基づく、開かれた企業や経済が最も強い」と語った。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
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