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欧州市場サマリー(19日)
[19日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反落。英国と欧州連合(EU)が、英国のEU離脱後の経済環境の激変を避けるための「移行期間」の導入で合意したことでポンドが上昇し、海外で収益を上げる国際的な銘柄の打撃となった。
英国は2019年3月29日にEUを離脱した後も、20年末までは議決権なしのEU加盟国として扱われることとなった。市場に安心感が広がり、ポンドが値を上げた。
ロンドン株式市場:[.LJP]
<欧州株式市場> 反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)を20-21日に控え、投資家は慎重な姿勢をとっている。
ソフトウェアのマイクロフォーカス
マイクロフォーカスを筆頭にSTOXX欧州600種テクノロジー株指数<.SX8P>は2.51%低下した。
今回のFOMCは連邦準備理事会(FRB)のパウエル新議長が取り仕切る初めての会合であるほか、利上げが見込まれており、市場は様子見姿勢を保っている。
欧州株式市場:[.FJ]
<ユーロ圏債券> 欧州中央銀行(ECB)内の討議の焦点が債券買い入れプログラムの縮小から金利の道筋に移っていることが関係筋の話で明らかになったことを受け、国債利回りが一時上昇した。
関係筋によると、ECB理事会内の最もハト派的な一角も債券買い入れプログラムは年内に終了させる必要があるとの考えに傾くなか、2019年半ばまでに利上げが実施されるとの市場の観測にECB内で違和感は感じられておらず、議論の焦点はその後の利上げがどの程度の速さで実施されるかに移っている。
英国と欧州連合(EU)が2019年3月末にの英EU離脱後の激変緩和措置である「移行期間」の導入で合意。これを受け、特に独連邦債に対する売り圧力が高まった。
独10年債
ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]