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米NEC次期委員長、カドロー氏起用積極的に検討=トランプ氏
3月13日、トランプ米大統領は国家経済会議(NEC)の次期委員長に保守派コメンテーター、ラリー・カドロー氏の起用を「かなり積極的に」検討していることを明らかにした。写真は7日、ニューヨーク証券取引所からCNBCの番組に出演するカドロー氏(2018年ロイター/Brendan McDermid)
[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、国家経済会議(NEC)の次期委員長に、保守派コメンテーター、ラリー・カドロー氏の起用を「かなり積極的に」検討していることを明らかにした。
NECのゲーリー・コーン委員長は前週、辞任を表明。トランプ大統領の鉄鋼とアルミニウムに対する輸入制限措置の発動が背景にあったとみられる。
カドロー氏も輸入関税措置には反対の立場を示していたが、トランプ大統領は、カドロー氏は通商問題の再交渉に関税措置は有効な手段であるとの見解に「立場を変えた」とし、「われわれはすべての事柄で意見が一致するわけでないが、今回の場合、それで良いと考えている。多様な考え方が必要だ。われわれは多くのことで見解が一致している」とし、「ラリー(・カドロー)氏の可能性が非常に高い」と述べた。
カドロー氏は70歳。レーガン政権で経済アドバイザーを務めた経験がある。トランプ氏とは長年の知己で、2016年の大統領選では初期の頃からトランプ氏を支持していた。
次期NEC委員長には、マイクロソフトとゼネラル・モーターズの元幹部、クリス・リデル氏のほか、国家通商会議(NTC)のピーター・ナバロ委員長も候補として名前が挙がっている。
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