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欧州市場サマリー(7日)
[7日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 3営業日続伸して取引を終えた。航空・防衛大手ロールスロイス
ロールスロイスは11.5%上昇した。2017年の決算は、業績改善計画が奏功し、利益が市場予想を上回った。
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ロンドン株式市場:[.LJP]
<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。合併・買収(M&A)への期待が相場を押し上げた。
米国で国家経済会議(NEC)のゲーリー・コーン議長が辞任を表明したことを受け米国株式相場が下落し、STOXX欧州600種指数<.STOXX>も当初、連れ安となったが、その後は持ち直して取引を終えた。コーン氏はトランプ大統領の保護主義志向を抑える歯止め役とみなされていた。
フランスの自動車大手ルノー
フランスの空港運営会社ADP
アイルランドの製紙企業スマーフィット・カッパ
欧州株式市場:[.FJ]
<ユーロ圏債券> 国債利回りが低下。米国が欧州製品を含む輸入品に関税をかけた場合、その影響で欧州中央銀行(ECB)は金融緩和の解除が思うように進められなくなるとの見方が広がった。
トランプ米政権内で保護主義の台頭に対する防波堤ともなっていたコーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任したことで、市場では、政権が今後さらに保守主義に傾き、世界的な貿易戦争へ発展するのではないかとの声が聞かれた。
DZ銀のアナリストは「世界的な通商戦争が欧州の経済成長に影を落とし、成長鈍化などにつながった場合、ECBは緩和縮小ペースの減速を余儀なくされるかもしれない」と述べた。
域内の国債利回りは概ね2-5ベーシスポイント(bp)低下。ドイツ10年債利回り
南欧債はアウトパフォームし、利回りは3-7bp低下。ポルトガル10年債利回り
10年物のイタリア・ドイツ国債利回りの格差は縮小傾向。ベルルスコーニ元首相は地元紙とのインタビューで、自身が率いる「フォルツァ・イタリア」とともに中道右派連合を構成する欧州連合(EU)懐疑派「同盟」のサルビーニ党首による政権樹立への取り組みを支援する用意があると述べたが、スプレッドなどへの影響は限定的だった。
ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]