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米FRB公定歩合、1月会合でダラス連銀のみが引き上げ主張=議事要旨
2018年02月28日(水)04時56分
[ワシントン 27日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が公表した公定歩合会合の議事要旨で、1月の会合では12地区連銀のうちダラス地区連銀のみが公定歩合引き上げを主張していたことが分かった。
FRBは1月30─31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定。ただ、次回3月の会合では昨年12月に続く追加利上げを決定するとの見方が大勢となっている。
議事要旨によると、ダラス地区連銀は「堅調な成長、労働市場状況の引き締まり、インフレ率が2%に向け上昇するとの予想」に基づき、公定歩合を現在の2%から0.25%ポイント引き上げるよう主張した。
他の11地区連銀は、成長、失業、インフレに関する見通しが入手されるデータで裏付けられているかどうか検証している間は公定歩合を据え置くよう求めた。
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