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英中銀の利上げ時期、想定より早まる可能性=ラムスデン副総裁
2月24日、イングランド銀行(英中銀)のラムスデン副総裁は英サンデー・タイムズ紙とのインタビューで、年初の賃金上昇率が上向けば、英中銀の利上げ時期を自身の想定よりも早める必要があるかもしれないとの見解を示した。写真はロンドンの同行本店。2014年3月撮影(2018年 ロイター/Luke MacGregor)
[ロンドン 24日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のラムスデン副総裁は24日付の英サンデー・タイムズ紙とのインタビューで、年初の賃金上昇率が上向けば、英中銀の利上げ時期を自身の想定よりも早める必要があるかもしれないとの見解を示した。
副総裁は英中銀による昨年11月の利上げ時に据え置きを主張した2人のうちの1人。
報道によると、副総裁は「賃金上昇率が3%に回復するという英中銀の予想が実現するかどうかを確認するために、われわれは皆、今年初めに何が起こるかを注意深く見守っている」と指摘。「しかし、利上げ時期は私の従来の見方から幾分遅くなるというよりもやや早まるケースを想定している」と述べたという。
ロイターのエコノミスト調査によると、英中銀は5月までに政策金利を0.5%から0.75%に引き上げると予想されている。また金融市場では2018年末までの1%への利上げが高い確率で織り込まれている。