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米ウーバー、東南アジアで積極投資継続へ=CEO
2018年02月22日(木)19時18分
[ニューデリー 22日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズ[UBER.UL]のダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は、東南アジアで積極的な投資を継続する考えを明らかにした。シンガポールの同業グラブなどとの競争激化を背景に東南アジア事業では損失を見込んでいるものの、積極姿勢を維持した。
ウーバーには先月ソフトバンクグループ<9984.T>が15%出資。アジアでソフトバンクが保有する他の配車サービス事業とウーバーの統合の可能性に道が開かれた。
米CNBCテレビは今月、ウーバーが東南アジア事業をグラブに売却する方向で準備を進めていると報じた。
しかし、コスロシャヒCEOは22日、インドのニューデリーで記者団に対し、「われわれは東南アジアで損失を見込んでいるが、マーケティングなどで積極的な投資も見込んでいる」と言明。人口の多さやインターネット利用者の急増を背景に同地域には非常に大きな可能性があると指摘した。
また、ソフトバンクは投資家だが、合併や提携についてはいかなる場合も最終決定を下すのはウーバーと取締役会だと強調。ソフトバンクの出資後もウーバーのインド事業に変更は見込んでいないとした。
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